インフルエンザ予防接種を受けましょう

いよいよ11月となり今年も残り少なくなってきました。寒くなりますと例年、インフルエンザや、かぜの流行が予想されます。一般にインフルエンザは、突然の高熱、節々の痛み、全身のなんともいえないだるさから始まり、咳などの上気道の症状はあとから現れることが多いのが特徴です。急に39度以上の熱が出た場合はまずインフルエンザを考えて医療機関に受診してください。最近ではインフルエンザでもあまり発熱されない方もおられます。個人的な印象ですが、熱が37度程度しか上昇しない場合でも、脈拍が1分間に100以上と、熱の割に速いときはインフルエンザを疑う必要があると考えます。インフルエンザにかかった場合に重くなりやすいのは、お年寄りや小さな子どもです。お年寄りでは、肺炎を合併して入院が必要となったり、悪くすると死に到ることがあります。小さな子どもでは、脱水、熱性けいれんを誘発したり、肺炎を起こして入院することがあり、稀ですが、合併症のため命にかかわることがあります。
インフルエンザ予防にはワクチンが有効です。ワクチンはインフルエンザにかかることを防ぐだけではなく、かかってしまったときの症状を軽くすますことができます。特にぜんそく、肺気腫、心臓病、糖尿病などの慢性疾患を持っておられるかたは、もともとの病気も悪くなりやすいので、早めにワクチン接種をお勧めします。当院では10月よりワクチン接種を行っています。神戸市在住で65歳以上の方には、ワクチン接種費用の公費負担があります。接種費用など詳しいことはお問い合わせください。13歳以上では、接種回数は1年に1回でもよいとされています。13歳未満の場合は2回が原則で、接種の間隔は2週間以上です。ワクチンの接種を受けてから体内の免疫ができてくるには2~4週間かかるので、少なくとも年内に接種をすませておいたほうがよいでしょう。