熱中症予防はエアコンを賢く使って

 以前、前の日に38.7度の熱が出たと受診された方がおられます。よく聞くと
マンションで部屋を閉め切ったまま寝ていたとのことです。また高齢者居住施設
に往診したとき、居住者が朝起きると後頭部が痛いと訴えておられました。
よく聞くと前日、エアコンをせずに休まれたとのことです。これらの症状は明らかに、熱中症
の症状です。夏の暑い時期、熱中症はご高齢の方では、屋外より屋内でおこる
ことが多くなります。冷房が体に合わない、あるいはもったいないなどの
理由から、エアコンの使用には消極的な方が、高齢の方に多く見られます。
ただ現在のような気候ではエアコンなしで健康を維持することは、むしろ困難です。
エアコンの温度設定が低すぎるとつらい方もおられますので、設定を28度程度
とされることをお勧めします。クールビズ、節電というのは非常に大切なことです。
しかしそのために体調を崩しては元も子もありません。エアコンを賢く使って
暑い夏を乗り切ってください。皆さんもう少しの辛抱です、暑さ寒さも彼岸までと言いますので。