ノロウイルス胃腸炎予防は手洗いから

毎年寒くなるとノロウイルス胃腸炎に注意が必要です。この時期に急に食べたものを吐いたり
水のような下痢を起こす方は、ノロウイルス胃腸炎を考える必要があります。人によっては
38度以上の高熱が出ることがあります。この病気は食事を軽くし、水分と塩分を充分に
摂れば自然に回復しますが、ご年配の方で口から水分を摂れないときは入院が必要
となることがあります。この病気の特徴として非常に感染性が強いことが挙げられます。
例えば感染者がトイレの後、充分に手洗いをしなかった場合トイレのドアノブや
パソコンのキーボードにウイルスが付着し、職場などで病気が蔓延してしまうことがあります。
また家庭で介護している方はオムツを替えたりした後、手洗いが充分でないと感染の危険が
あります。患者さんが吐いたもの、下痢便には激しい感染性がありますので特に注意が必要です。
ウイルスはほとんどの場合、口から体に入ってきます。そのため予防としては大切なのは
手洗いです、一般的に使われているアルコール性消毒薬はノロウイルスには効果がないので
ご注意ください。手の消毒には水で物理的に洗い流すしか方法はありません。
具体的な方法としては、水道の蛇口から水を流したまま30秒間こすり洗い
をしてください。30秒間というのは実は大変長く感じられますが、この手洗いは非常に有効です。
手洗いしながらハッピーバースデーという歌をゆっくり2回歌ってみてください、大体30秒に
なります。最後に水道の栓にウイルスがついている可能性がありますので、ペーパータオルで
水道の栓を締めてください。ノロウイルス胃腸炎予防には1に手洗い2に手洗いです。