職場での暑さ対策
当院は産業医もしております。働く方の職場での
熱中症対策について以下のチェックリストを参考にして
下さい。
1)当日の作業・強度につき確認してください
暑い時は無理は禁物です、余裕を持って計画を立てましょう。
2)温度条件の確認
仕事をする場所の気温を確認してください。室内の作業でも
30℃以上になれば体表面から汗が蒸発しにくくなるため
エアコンが必要です。
3)涼しい場所(休息場所)の確保
暑いところで働く方の休息所の室温は24-26℃で管理するのが
望ましく、外気温との差は7℃程度がよいとされています。
ただし外気温が35℃を超えても室温が28℃を超えないようにしましょう。
4)その場所で、体を冷やす用意があるか
汗をかくと体の表面から水分を蒸発させて、気化熱で体温を冷やすメカニズム
がうまく働かないので、こまめにふき取りましょう。冷たいおしぼりで
首筋を冷やしたり、扇子であおぐことも有効です。営業などで外を歩くときは
日陰を選んで歩きましょう。
5)ふさわしい服装か
暑い時は、襟元の広くあいた軽装が望ましい。クールビズを実行しましょう。
6)行動中の休憩・飲水は確保できるか
暑い時期はペットボトルなどで自分で飲み物を用意しましょう。お茶は
利尿効果があるため、麦茶、水、スポーツドリンクなどを用意して下さい。
出先のトイレの場所も確認してください。
7)前日までの行動確認と疲れの蓄積はないか
前日はよく眠れましたか。お酒の飲みすぎや下痢などのある方は、熱中症に
かかりやすくなります。体調がすぐれないときは上司に相談するようにして
下さい。上司の方も作業の前に、当日食事を摂ったか、飲みすぎはないかなど
できるだけ確認するようにしましょう。
上記は環境省のホームページを参考にしました。
カテゴリー:お知らせ | 2019年6月16日