神戸市東灘区(甲南山手) 内科・循環器内科 高血圧・糖尿病・高脂血症・心不全


つじもと内科・循環器内科

オミクロン株流行に対し感染対策の徹底を

新型コロナ感染症の勢いがなかなか収まりません。国立感染症研究所のホームページを見ると、直近2022年2月9日では兵庫県の新規感染者数は前週比で相変わらず1を上回る水準で増加、病床使用率は7割強でありまだまだ厳しい状態が続いております。
 皆様もこのような状況でいつ自分が感染するか心配で、夜も眠れない方もおられるかもしれません。ただ現在厳しい状況であることは認めますが、いくらやきもきしても日常生活上のリスクが消えるわけではありません。リスクはゼロにする方法などありません。リスクを少しでも減らすのに大切なのはこれまで何回も申し上げてきたように、従来の基本的感染対策の徹底です。
 大事なことなのでくどいようですが、もう一度丁寧に説明いたします。まずマスクの着用、それも不織布マスクの着用をお願いします。理化学研究所のデータでもウレタン、布などのマスクは不織布マスクより効果が劣るとされています。また従来は飛沫感染が主だとされていました。飛沫はすぐ落下するためある程度離れていれば感染の可能性は少ないと言われています。しかし最近のオミクロン株では飛沫感染だけではなくエアロゾルによる感染の可能性が従来株より高いと言われています。感染者が咳をしたとき、エアロゾルという飛沫よりさらに細かい粒子がしばらくただよい、それを吸入することによる感染の可能性が指摘されています。マスクをつけるときは、隙間からエアロゾルが入らないように、顔の周りにピッタリ着用してください。これまで新型コロナ感染症の感染経路として個人的には、飛沫感染が主ではないかと考えていました。ただ昨今のオミクロン株の流行をみますと、感染の原因として接触感染の可能性も高くなったのではと推測します。そのため従来にも増してこまめな手洗い、手の消毒が必要と考えます。手指の消毒にはアルコールが有効ですが、アルコールがなければ水でも結構です。また水洗いより石鹸を使ったほうが、より感染リスクが下がるとされています。また多人数での会食や帰省や旅行などで普段合わない人と会うことは今の時期は避けたほうがよいでしょう。
 最後にオミクロン株流行への対策として最も大切な方策は新型コロナワクチンの追加接種です。諸外国でも追加接種による感染及び、重症化予防の報告がなされています。早急に新型コロナワクチンの追加接種をお願いいたします。当院では新型コロナワクチン接種はかかりつけの患者さんに限らせていただいておりますが、かかりつけの方で接種券が届いた方は電話でご予約をお願いいたします。また当院の予約枠の関係でご希望の期日に予約できない場合は、集団接種会場を有効に活用してください。モデルナワクチン使用の集団接種会場の予約が埋まらないとの報道がありますが、追加接種にモデルナ、ファイザーいずれのワクチンを使用したとしても感染、重症化の予防効果は変わりません。また発熱などのワクチンによる副反応の頻度も両者に違いがないとされています。以上、皆様も個人の医院、集団接種会場での接種などすべての機会を動員し、一刻も早い追加接種をお願いいたします

カテゴリー:お知らせ   |   2022年2月11日

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