078-412-8831
夏目漱石の「道草」という小説を読みました。いろいろな読み方があると思いますが、
一つのテーマは男の身勝手、不人情ということではないでしょうか。
小説中の主人公の健三の身勝手には、自分にも思い当たるところがあり、
男ってこんなもんだなと身につまされます。主人公と妻の会話は、同じことについて
話してしているのに、どこまでいってもすれ違いで、掛け合い漫才みたいで、
なんだかおかしくてつい笑ってしまいました。
男女の同床異夢というのは今も昔も変わらないようです。
カテゴリー:院長のひとりごと | 2013年3月19日