動脈硬化の評価 CAVI,ABI
平成25年8月より動脈硬化の評価を行う機器(VaSera)を購入しました。
検査する項目としては、下肢動脈の狭窄の有無を評価するABI、大動脈を含む
心臓から足首までの動脈硬化の程度を評価するCAVIの2種類です。
最近の報告で下肢の動脈を含む末梢の血管の病気を持っておられる方は、
心血管、脳血管障害の合併が多くみられるとされており、ABIは将来の
心臓、脳血管障害発症のリスクを推定するのに有効です。また動脈硬化の
程度の評価には以前、PWVという指標が用いられていましたが、
CAVIは新しい指標で血圧の影響を受けず、動脈硬化の程度を評価する
ことも可能です。CAVIにより血管年齢を推定することもできます。
検査は非常に簡単で仰向けに寝ていただいて10分以内で終了します。
詳しいことは院長にお問い合わせください。
カテゴリー:お知らせ | 2013年8月28日