神戸市東灘区(甲南山手) 内科・循環器内科 高血圧・糖尿病・高脂血症・心不全


つじもと内科・循環器内科

熱中症予防のために エアコンを上手に使いましょう

本日(令和7年7月6日)、近畿地方には熱中症警戒アラートが発令されています。熱中症は命に関わることもあるため、予防がとても大切です。
こまめな水分補給、そして適度な塩分の摂取を心がけましょう。喉が渇く前に、少しずつ水分をとることが重要です。
また、室内では我慢せずエアコンを使って涼しい環境を整えてください。神戸のような都会では、多くの人がエアコンを使っており、その熱気が外へ排出されています。つまり、現代の都市生活ではエアコンなしの生活は現実的ではありません。
厚生労働省は『暑さ指数(WBGT)』を活用するよう呼びかけていますが、まだあまり一般的には知られていません。そこで、まずは気温が31℃を超える日は、ご高齢の方は外出を控えるようにしてください。
エアコンの設定温度は一般に28℃が推奨されていますが、実際には快適とは感じにくいこともあります。ご自身が「ちょうどいい」と思う温度に設定してください。
夜間、お休みになるときに冷気がつらく感じる場合は、『除湿モード』に切り替えたり、『切タイマー』を活用したりする工夫も効果的です。
最も大切なことは、高齢になると暑さへの感覚が鈍くなり、知らないうちに室温が高くなっていることがある点です。定期的に室温を確認する習慣をつけましょう。
室温が30℃になっていたらそれこそ要注意、早急に室温を下げましょう! 暑い日が続きますが、どうぞご無理のないように。ご自愛ください。

カテゴリー:お知らせ   |   2025年7月6日

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